私には今、歯磨きを嫌がる2歳4ヶ月の娘と嫌がらずに口を開けてくれて歯をピカピカに磨かせてくれる4歳になりたての息子がいます。
二人とも2ヶ月に一回のペースで歯医者に通っていますが、つい先日2歳の娘が「奥歯が虫歯になりそう、次回もしかしたら治療になるかも」と言われてしまいました。
そんなことを言われて歯磨きをきちんとやらねばと思い毎食後の歯磨きを試みてはいますが、2歳の娘は嫌がって逃げ回りこっちはイライラの日々です。
イヤイヤ期ってほんと大変ですよね
今でこそお手本のように丁寧に仕上げ磨きをさせてくれる4歳の息子ですが、2歳の頃は歯磨きを嫌がり苦労させられました。何とかして歯磨きをしようと対策グッズを使いあの手この手で乗り切って虫歯になることなく4歳を迎えて一安心しています。
2歳の娘の方は虫歯予備軍にも関わらず危機感もなくふざけていて日々格闘していますが、私と同じように悩んでいる親御さんのためにどんな対策グッズを使えば乗り切ることが出来るのかについて紹介していきます。
歯磨きを嫌がる2歳児が虫歯になった原因
虫歯にならないように歯磨きをきちんとしようと頭では思っていましたが、残念ながら歯医者さんで先生に虫歯予備軍と言われてしまった2歳の娘。4歳の息子も2歳の頃は歯磨きを嫌がりきちんと歯磨きが出来ないことが多かったですが、虫歯にはなっていません。
歯磨きが上手に出来ていなくても定期的に歯医者に通っていれば虫歯にはならないと思い込んでいましたが、実際はそんなことありませんでした。
では何故虫歯になってしまったかですが、歯磨きを嫌がる2歳児が虫歯になった原因について考えられることを5つ紹介していきます。
- チョコレートやお菓子の食べ過ぎ
- 歯磨きをせず寝落ち
- 歯磨きを夜しかしていない
- 歯間ブラシを使っていない
- 奥歯の溝が深い
一つずつ詳しく説明していきますね
1 チョコレートやお菓子の食べ過ぎ
虫歯になった2歳の娘ですが、二人目の子供という事もありどうしてもチョコレートやグミのデビューが早くなってしまいました。同じように歯磨きをサボっていても上の子供が2歳の時はチョコやグミなどのいわゆる虫歯の餌のような食べ物を頻繁に与えることはありませんでした。
上の子の時はチョコレートは3歳になるまでにはあげたくないと思っていて結局2歳を過ぎて与えてしまいましたが、虫歯になった下の子は1歳の時にあげてしまって今ではチョコレート大好きになっています。
親としては育児がスムーズに行くのならもういいやと思っていましたが、グズった時にはおやつやアイスで解決してしまったことが虫歯を引き起こすきっかけを作ってしまっていたのです。
良くないとは分かっててもチョコで機嫌取ったりしてます
歯医者さんに毎日チョコを食べている事を伝えると食べる回数を減らしましょうと注意されてしまいましたが、朝ご飯前にぐずった時はあげたりと自分が楽をしようとした結果甘いものばかり食べさせている環境を作りあげてしまいました。
なので、ほぼ毎日チョコやグミといったおやつを食べさせていると当たり前ですが虫歯になります。
2 歯磨きをせず寝落ち
2歳児だとお昼寝がまだ必要な年齢ですが、お昼寝が上手くできずに気づいたら夕方になって歯磨きをせずに寝落ちするということが頻繁にあります。
夕方16時〜17時くらいに寝てしまうと起きるパターンもあればそのまま朝までぐっすり眠る事もあって、歯磨きはまた明日の朝にしようと思っても結局忘れてしまうということも。
赤ちゃんの時は食べながら寝る光景は微笑ましかったですが、2歳ともなると食べながら寝てそのまま朝なんてことになれば食べかすは口の中にずっと残って虫歯の原因になってしまいます。
食べたら即歯磨きという習慣がなかったので、15時のおやつを食べて夕方に寝落ちしてそのまま朝なんて日々が続いたりしたことがありました。
歯磨きの回数が少ないと、寝落ちは虫歯の原因になるので要注意です。
3 歯磨きを夜しかしていない
上の子が2歳の時から歯磨きは夜寝る前に一回だけしかしておらず、それでも4歳の息子は虫歯になっていないのでそれで大丈夫だと思っていました。
私はもちろん食後3回は歯磨きをしていますが、子供の歯を磨くとなるとつい面倒臭いと感じてしまって。夜の歯磨きだけで虫歯ゼロの子供がいるので下の子もイケるという勘違いでした。
すんなり歯磨きを受け入れてくれればいいですが、どうしても嫌がるのでそれと格闘するのは一日一回でいいと自分が楽をしたいがために夜の歯磨きのみという結果になっています。
子供の歯磨きってなんでこんなに大変なんでしょう
歯磨きを夜だけしかしていないと寝落ちしてしまったらその日はもうノー歯磨きということになります。虫歯を作らないためには当たり前ですが毎食後に歯磨きをすることが大切です。
4 歯間ブラシを使っていない
歯医者さんで歯間ブラシを使うように指導されていましたが、歯磨きもままならないのにそんなこと出来るかとサボっていました。
乳歯は本来隙間が多いのが理想のようですが、うちの子達は歯も大きく隙間なく生えてしまっているので歯間ブラシは必須なんです。
肉や魚を食べた日に歯間ブラシをしてみると結構ゴミが取れたりするので、これが挟まったままだとそりゃ虫歯になるだろうなと恐ろしくなります。
歯磨き自体も出来ていないのにその後の歯間ブラシなんて出来るわけないとつい逃げてしまっていましたが、歯と歯の間が虫歯になる事もあるので注意が必要です。
5 奥歯の溝が深い
2歳を過ぎて奥歯が生え揃うと下の奥歯の溝が深いと歯医者さんから指摘を受けました。虫歯にならないように気をつけましょうね的な事を言われたかもしれませんが、大して危機感を感じなかったのを覚えています。
その時に先生が「マジでやばいから気をつけてね。ちょっと歯磨きサボっただけでもすぐに虫歯になるよ。」くらいに煽ってくれていればよかったのですが、当時の私は「溝が深いんだ、ふ〜ん」くらいにしか思っていなかったので歯磨きに力を入れるという事もなく気付けば虫歯となりました。
奥歯の虫歯予防にはシーラントという処置があって、4歳の息子は3歳を過ぎてからやってもらっていますが2歳だとずっと口を開けるということが難しいのかまだ出来ていません。
虫歯になる前にシーラントをと思いましたが時すでに遅し。ほとんどが親である私の面倒臭いとか大変だからという気持ちのせいですが、色々な条件が重なって虫歯となってしまったのです。
子供に虫歯が出来ると思った以上にショックを受けます
歯磨きを嫌がる2歳児にイライラの日々
歯磨きをちゃんとしなきゃと思えば思うほど嫌がる2歳児に対してイライラが募りますよね。私も子供の虫歯が発覚して以来、これ以上進行しないようにと毎日必死に歯磨きをしようとしては拒否されてイライラの日々を食っています。
こちらの気持ちとしては子供のためにという思いで歯磨きを試みているのですが、当の本人はそんな事も露知らず逃げ回ったり頑なに口を開けようとしません。
もう虫歯になるよ?とか歯磨きしないとお化けが来るよ?とかあまり良くないようですが脅し文句を言ってみたり、だんだんイライラが募って「もう歯磨きしたくないなら虫歯になればいいやん」なんてブチギレしてみたり。
子供のためを思えば思うほどイライラして意味もなく怒って後悔するっこともしょっちゅうです。子育て系のインスタグラムなんかを覗いてみると「叱らない育児」だとか「感情で怒ってはいけない」とか目にしますが、頭ではダメだと分かっていても感情的になって声を荒げてしまうこともあります。
今になって考えてみると子供が歯磨きを拒否したところで「じゃあまた後からしようか」とか時間を置いてチャレンジしてみるとかもっと冷静に対応すればいいものの、独身時代の温厚な性格はどこへ行ったのかというくらい無駄にイライラするのが現状です。
歯磨きを嫌がる2歳児に対して私と同じようにイライラして声を荒げてしまったという親御さんもいると思いますが、3歳〜4歳くらいにかけてそんなことは少なくなるので安心して下さい。
1年後はきっとスムーズに歯磨きができるようになります
実際に私の4歳になる息子がそうでしたが、2歳の時あんなに歯磨きを嫌がって苦労していたのが嘘かのように今ではお利口に歯磨きが出来るようになりました。
しかしながらいつかはちゃんと歯磨きができるようになると分かっていても下の2歳の娘に対してのイライラは抑えられていません。どうしてこんなにもイライラして怒りっぽくなってしまったんだろうと考えることがしばしばありますが、ホルモンバランスの乱れや子育てのストレスのせいだと自分に言い聞かせています。
イライラして自己嫌悪になったり、どうすれば歯磨きをちゃんとしてくれるかなと悩んでいても大丈夫です。2歳の一年間を乗り越えればだいぶ楽になります。
イライラは子供への愛情の裏返しでもあるので、無理にイライラの感情を抑えようとせず上手く付き合いながら頑張りましょう。
2歳が歯磨きを嫌がる理由とは?
2歳児に歯磨きをしようとして、毎日のように嫌がるのはどんな理由があるのか気になりますよね。理由が分かれば解決策も見いだせますし、こちらもどう対応すれば良いかが分かります。
2歳の子供が何故歯磨きを嫌がるのか、考えられる理由を4つ紹介していきます。
- 眠くてぐずっている
- 歯磨き粉が苦手
- 歯磨きが楽しくない
- 遊びたい
一つずつ詳しく説明していきますね
1 眠くてぐずっている
歯磨きのタイミングで眠くてぐずっていると、歯磨きを拒否することがあります。満腹になってちょうど眠い時に歯磨きをしようとしても嫌がってしまいます。
私は眠かろうが何だろうが歯磨きを優先して押さえつけて歯を磨いたこともありましたが、食後すぐに歯磨きをしたりとタイミングを見計らってしてあげるといいですね。
眠くてぐずっている時に歯磨きを試みるのは危険なので、眠くて歯磨きを拒否してると分かれば時間を置いてまた磨くようにしましょう。
2 歯磨き粉が苦手
子供用の歯磨き粉は種類も沢山あるのでどれを選べばいいか迷ってしまいますが、2歳の子供であれば歯磨きジェルなどのうがいが必要ないものが好まれます。
うちの子供の場合歯磨きジェルを使っていますが、味が違うだけで嫌がって歯磨きをしなくなるので歯磨き粉を見直してあげると嫌がらなくなるかもしれません。
歯磨き粉や歯ブラシののイラストが好きなキャラクターだったりするとすんなり歯磨きが出来る事もあるので、色々試してあげるのも良さそうです。
3 歯磨きが楽しくない
子供が歯磨きを嫌がるとついイライラして親御さんも怒ってしまったり、楽しくない雰囲気で行われている事も嫌がる理由の一つかもしれません。
子供が歯磨きを嫌がってこちらもイライラして、そんなお母さんお父さんを見て更に子供が嫌がってと悪循環になってしまいます。
嫌がっていても共感してあげて、楽しい雰囲気を作りながら歯磨きをしてあげることで口を開けてもらえるようにするといいです。
「嫌だよね〜」とか共感するのが大事とかよく聞きますが、出来ない時もありますよね
4 遊びたい
歯磨きをしようとしてもまだまだおもちゃで遊びたかったりタイミングを外すと嫌がってしまいます。親としてはタイミングを見計らっていたらいつまでも歯磨きなんて出来ないのですが、まだまだ遊びたくて歯磨きを嫌がっているなら歯磨き自体を遊びの一環として一緒にしてあげるのがおすすめです。
私がよくやるのは好きなキャラクターを使って歯医者さんごっこをするのですが、楽しんで口を開けてくれたりします。
歯磨きを嫌がられても、こちらも嫌がらずにキャラになりきってあげると子供も乗ってくるので試してみてください。
歯磨きを嫌がる2歳児におすすめのグッズ
歯磨きを嫌がる2歳児さんが少しでもスムーズに歯を磨いてくれるためのおすすめグッズを5つ紹介していきます。
- キシリトールタブレット
- 光る電動歯ブラシ
- 歯ブラシ(ciメディカル)
- 歯磨き粉
- 歯間ブラシ
1 キシルトールタブレット
2歳の娘の虫歯が発覚して慌ててキシリトールタブレットを購入しましたが、もっと早くから使っていればよかったなと思うアイテムです。
歯磨き後のご褒美として一日3回あげていますが、味が美味しいので喜んで食べてくれます。歯磨きを頑張ればキシリトールがもらえると分かると頑張れたりしますし、食べることで歯も強くなるのでおすすめです。
ぶどう味といちご味の2種類が入っていて大人が食べても美味しいので私も一緒に食べてます。
2 光る電動歯ブラシ
何とかして歯磨きをしようと光る電動歯ブラシも購入しましたが、光ったりスイッチがあるものに子供は興味を示すので電動歯ブラシも喜んで使ってくれます。
今日は歯磨き乗り気じゃないなという時でも電動歯ブラシだと磨いてくれるので、あると便利です。
3 歯ブラシ(ciメディカル)
歯磨きをスムーズに行うためは歯ブラシ選びも重要です。子供が歯磨きをデビューしたての頃は薬局などで歯ブラシを購入していましたが、すぐダメになるのに1本200円くらいしてコスパが悪いですよね。
歯医者さんでも使っている歯ブラシが楽天などでまとめ売りしているのでお得に買えるし何より磨きやすいです。タフト17という歯ブラシもかかりつけの小児歯科で使っているのでそちらも使っていますが、個人的にはciメディカルの歯ブラシの方が柄が細くて長いからか磨きやすいなと感じます。
4 歯磨き粉ブリアン
よくインスタでこれを使えば歯磨きを嫌がらなくなったと見かけますが、もちろん使わない手はないと私も購入してみました。インスタで見るように大人しくずっと口を開けてくれるまではいきませんが、これをつけると味が美味しいみたいで嫌がらずに磨かせてくれます。
個包装でいちいち開封してお皿に移して使うのが面倒なので毎日は使っていませんが、いざという時にこれがあると磨けたりするので持っていると安心です。
5 歯間ブラシ
歯間ブラシのフロッシーですが、カラフルな見た目で子供も選ぶのを楽しみながら使ってくれます。歯ブラシは嫌がってもフロッシーなら使ってくれるという事もあるのでおすすめです。
こちらのウルトラフロスも使っていますが、仕上げ用としてはこちらの方がやりやすいので使い分けてもいいと思います。
まとめ
歯磨きを嫌がる2歳児にイライラする日々を送っていらっしゃる方、最後まで読んでいただきありがとうございました。私も同じように歯磨きを嫌がる2歳の娘に日々イライラしつつ、いつかスムーズに磨けるようになると信じてどうにかやり過ごしています。
どうすれば歯磨きを嫌がらずにしてくれるようになるかなと調べて試してみても結局上手くいかないということもあって苦労してきましたが、4歳と2歳の子供の歯磨き事情を比較してみて虫歯になるのとならない決定的な違いはこれかなということが一つあります。
それはチョコを食べる頻度です。2歳の子供が歯磨きを嫌がるのを何とかしたいという気持ちの裏には虫歯になってほしくないという気持ちがあるかと思いますが、そうならないためにはチョコやグミといったおやつの与え過ぎには注意してください。
定期的に歯医者さんに通ってフッ素を塗ってもらっていれば少々歯磨きをサボったりしても大丈夫です。ただ、私の子供のようにチョコを毎日食べていればいつか虫歯になります。
なかなか歯磨きが上手く出来ず悩んでいる方の参考になればと色々お伝えさせていただきましたが、どうか虫歯になることなく楽しく歯磨きができる日々が訪れるように祈っています。
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