2歳の子供を幼児教室に通わせようか迷っているのですが、2歳から通うのは遅いですか?
子供が2歳になり、そろそろ幼児教室に通わせることを検討しているお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。幼児教室には早くて生後2ヶ月の赤ちゃんの頃から通うことができます。生後2ヶ月から通えると聞くと、2歳から幼児教室に通うのは遅いのかな?と疑問に思いますよね。
私も最初は2歳から幼児教室に通うのは遅いかもと不安でした
3歳までに脳の約80%が完成すると言われているので、2歳から幼児教室に通ってもあまり効果がないかなっと私も不安がありました。そんな私が2歳の子供を実際に幼児教室に通わせてみて2歳からでは遅いかについてどう感じたかですが、2歳からでも遅くはなかったと感じています。
ほんの数カ月でも一回の体験レッスンでも通ってみなければ出来ないようなことがたくさんありますし、幼児教室に通うこと自体がとても貴重な経験になるので2歳からだと遅いということはないと私は思っています。
幼児教室に通う目的
幼児教室に2歳から通うのが早いか遅いかを判断するにあたって、その目的によって考え方が全然違ってくると思います。ただ単に習い事の一つとして趣味程度に通います〜みたいな人なら、早いも遅いもなさそうですよね。幼児教室に通う目的は知育だとか脳の発達のため、将来いい大学に入れるようにするためとかではないでしょうか。
私の場合は「子供を有名大学に入れたい」とか明確な理由があるわけでもなく、ちょっとでも賢く育ってくれたらいいなあとか、勉強で苦労しないといいなあ程度のものでした。私のようなゆるい目的のお母さんも、いわゆる教育ママ的なお母さんも、子供の幸せを願っているということは共通して言えることかもしれませんね。
2歳児の幼児教室の内容10項目
気になる幼児教室の内容ですが、歌ったり作ったり見たり聞いたり…小一時間のレッスンで色々詰め込まれています。細かく分ければもっとありますがざっくりと10項目あげてみました。
- はじめの挨拶
- 自己紹介
- 100玉そろばん
- フラッシュカード・ドッツカード
- 歌う
- 体を動かす
- 図形
- クレヨン・のり・ハサミ
- 絵本
- おわりの挨拶
一つずつ詳しく説明していきますね
1 はじめの挨拶
幼稚園や小学校でもよくあるような朝の挨拶からスタートします。「先生こんにちは、みなさんこんにちは」といって席に着きます。何かを始めるときは挨拶をするという基本中の基本ですね。私の子供はその基本すらまともに出来ていませんが、そのうち出来るようになるので気にしない気にしない。
2 自己紹介
学校と同じような流れをイメージしていただくと分かりやすいと思うのですが、最初に出席をとります。先生に名前を呼ばれたら「はーい」と返事をします。そのあと名前を聞かれて「私の名前は〇〇〇〇です」と答えるのですが、出来ない場合は親がお手本を見せてあげて無理やり言わせようとしないのがポイントです。
名前をフルネームで言えるようになるのは2歳半くらいが目安らしいですが、うちの子はまだきちんと言えたことがありません。なぜか自分の名前よりも先に母親の下の名前を言えるようになっているが不思議です。
3 100玉そろばん
その名の通り、100個の玉がついたそろばんのことです。数を数える練習をしたり、ちょっとした足し算もそろばんを使って教えてくれます。幼児教室に通う前は100玉そろばんの存在を知らなかったのですが、これを使えばなんだか算数が得意になりそうな気がします。
教室で使っているものがカラフルでおもちゃのような見た目なので、子供も興味を持ってくれています。自宅でもやってみると良いかなと思って購入を考えているところです。
4 フラッシュカード・ドッツカード
これぞ幼児教室の醍醐味と思っているのですが、私が家では絶対にやらないフラッシュカードとドッツカードで右脳の刺激をしてもらいます。
国旗や名画、鳥の名前だったり毎週色々な種類のものをフラッシュしてくれて母親も見ていて楽しいです。子供が飽きる前に切り上げるのがポイントらしく一瞬で終わりますが。将来的に記憶力がついて暗記科目で苦労しないと良いなと思っているのですが、効果が分かるのはまだまだ先ですね。
5 歌う
月ごとに歌う曲が変わって、季節の歌や英語の歌を一緒に歌います。それ以外にも数字の歌や曜日の歌も一緒に歌ったりもします。継続して歌っていると少しずつ一緒に歌えるようになります。
歌は幼児教室以外の場所でも取り組みやすいので、寝る前やちょっとした時にも歌ったりしてあげると良いですよ。数字や挨拶と違って歌はうちの子もいい感じに出来ています。
6 体を動かす
ボールを投げたり、音に合わせて歩いたりリトミック的なこともします。「この時期はボールを投げることが出来てもボーリングのように転がすのは難しいからお家でもやってみてください」と自宅でも出来るようなアドバイスをしてくれるので取り組みやすいです。
机に座ってずっとお勉強ではないので、子供も遊び感覚で幼児教室に来れるように楽しみながらレッスンが進んでいきます。
7 図形
平面の図形の時もあれば、立体の時もあります。図形の基本は”三角形と四角形”だそうで、先生と同じように並べてみたり三角と三角を合わせて四角にしてみたり。2歳でもうこんなこと教えるの?と思ってしまいましたが、早くから図形に触れさせるのって大事なんですね。
家では全くしないような内容で、うちの子供は全然興味がないのか渡された図形を積み木にして遊んでいます。
8 クレヨン のり ハサミ
クレヨンやのりハサミを使って簡単な工作をします。季節やイベントを意識したものが多く、例えば10月だったらハロウィンのカボチャを作りました。ハサミももう使うのかと思いましたが、手を添えてあげて危ない使い方をするようであればどんなに泣いても没収です。
クレヨンは工作だけでなく、ちょっとした文字の練習や丸や線を描く練習にも使っています。
9 絵本
レッスンの後半に差し掛かると先生が絵本を読んでくれます。集中力が切れてじっと出来ない時もありますが…。これを見て「最近家で絵本読んでないな」なんて反省してみたり。
わざわざ幼児教室に行かなくても絵本くらい家で読めるわと思うかもしれませんが、私はうっかり絵本の読み聞かせをしなくなるタイプなので助かっています。
10 おわりの挨拶
最後に「先生さようなら、みなさんさようなら」と挨拶をしてレッスンは終了します。次のレッスンがあるので、終わったら速やかに帰るという感じです。
以上の10項目が幼児教室の大まかな内容になります。幼児教室に行かなくても家で出来るようなことが大半に感じるかもしれませんが、2歳児相手だと出来そうなことでも家では意外とやれないのが現実です。
幼児教室に2歳から通うのは遅くなかった
私が自分の子供を2歳から通わせてみて、2歳からだと遅いと思ったことはありません。むしろ間に合ってよかったくらいに思っています。ただ、0歳〜1歳の時から通っている子はきちんと席についてレッスンを受けているのに、うちの子はレッスン中に何度も席を立って走り回っているということはあります。
先に通い始めている子と比べてその場の環境に慣れていないということもあり、小一時間ずっと座り続けるということがまだ出来ません。みんなちゃんと座っていてすごいなと最初は思っていましたが、2歳児なんだしじっと出来ないのも当たり前かと最近では気にしないようにしています。
レッスンに行くのも一苦労ありますが、1ヶ月もすれば習ったことを家でも出来るようになったり良い変化も出てきました。3歳までに脳の約80%が完成するなんて話を聞くと焦ってしまいますが、1ヶ月でも変化があったので2歳から幼児教室に通うのは決して遅くはないと思います。
まとめ
2歳から幼児教室に通うのは遅いかなと心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、むしろ全然遅くないと私は思います。私の子どもは2歳を過ぎてから幼児教室に通っていますが、通うこと自体遅かったなと感じたことはありません。
2歳になる前から通っている子と比べると出来てないと感じる場面もありますが、そんなのは当たり前です。はじめのうちは差があるように感じますが、回数を重ねれば同じように出来るようになっているので通うタイミングに早いも遅いもないんだと思います。
もし2歳からだと幼児教室に通うのは遅いかな?と悩んでいらっしゃるなら、そんなことは決してないので安心して通わせてあげてくださいね。
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